小説 山崎豊子「運命の人 1〜4」(文芸春秋)を読む。

 山崎豊子の長編がこの秋 映画 テレビドラマに取り上げられている。
JAL」の経営構造と労組委員長の人生を取り上げたといわれる小説「沈まぬ太陽」、太平洋戦争時大本営の参謀であった主人公が戦後シベリアに11年抑留され 帰還後嘱託より入社した商社がその後の日本の経済成長を背景に企業参謀となり大手総合商社の会長の地位になり財界にも影響力を持つ経営者になった人物を描いた小説「不毛地帯」。

20代より関心のあった「外務省機密漏洩事件」として有名になった某大手新聞社の記者の人生を取り上げた小説「運命の人」1巻から4巻を読了する。