2014-01-01から1年間の記事一覧

残暑雑感。(2014残暑に)

時代が100年以上前の国境溶解の時代に似ているという。ノートとりながら、20年前のキッシンジャーの著作「外交史・上下」読み始めた。 2008年8月23日にスタートし、3日坊主かと思ったこのブログも足かけ満6年経た。月1回を考えたが不規則になっている。ブロ…

現代書館「小説 外務省・尖閣問題の正体」孫崎 享著2014・4・10刊

本書「小説・外務省」に入る前に、外務省を取り上げた小説に、山崎豊子の「運命の人」がある。このブログ2009・10・31と2009・11・10で取り上げた。「運命の人」は琉球大学の我楽政規教授が米国立公文書館が秘密指定を解除した陸軍省参謀部軍史課による「琉…

藤原書店「小説 横井小楠」小島英記著 2013・3・30刊

明治維新後、戊辰戦争敗者側の少年たちの資質を見抜き人材教育を行った新進官僚の中に、小楠の門下生が何人か歴史上に現れる。後藤新平少年を給仕として雇った安場保和は小楠門下四天王の一人といわれた。山川健次郎とともに会津が生んだ明治人の一人柴五郎…