2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

文芸春秋「茜色の空ー小説大平正芳」辻井喬著(2010・3刊)を読む

大平正芳という政治家に関心を持った時期があった。官僚出身でありながら官僚出身を感じさせず、同じ官僚出身の福田赳夫の才子の風貌に対し,茫洋、鈍重とした雰囲気を持った政治家であったが、自民党の40日抗争その後の総理としての過密な外遊等が重なり選挙…